修理に出していた自動車が
予定どおりに修理されておらず
担当者に文句を言ってる
その担当者は
中学時代に親しかった友人だが
すでに亡くなっている
友人は無言のまま下を向いて
申し訳なさそうにしているが
こちらが求めているのは
謝罪ではなく自動車の修理なので
思い違いしていないか
確認のために修理するべき内容と
作業予定を紙に書いて
見せるよう要求する
しかし友人から差し出された紙には
ほとんど文字が書かれてなかった
友人を叱責しつつ
改善の余地があるということは
昔にもどって人生をやり直したら
友人はまだ死なずにすむのではないか
と考えていた