はたまん文庫

夢日記 2014年3月12日

どこかの体育館らしい

高いところから
ミック・ジャガーが
唄っているのを見ている

大きな口と
ききおぼえのある声

ミック・ジャガーに
まちがいないことを
確信する

小中学校時代の
同級生数人も
高いところで
観覧している

高いところにいると
不安な気分になるので
下に降りようと考える

「下に降りたら
むかし行った
立ち食いそばの
安くておいしい
かけそばを食べるのだ」

下に降りてからのことを想像して
しあわせな気分につつまれていると
背後から

「ラーメンをご注文のお客さまぁ」

と声をかけられる

ふりかえると
中学時代に亡くなった
同級生の女の子が
大きな釜の前でお玉を持って
こっちを見ている

ラーメンを注文した覚えはなく
だまったまま
はしごへ近づこうとするが
そこが
心細い感じだった