はたまん文庫

夢日記 2011年12月15日

スキーで
雪の斜面をすべっている

急にからだが浮きあがり
地上から
二十メートルくらいの
高さをただよっている

風に飛ばされたのだろうか

地上に下りたいと思い
風のようすを
からだ全体でさぐるが
よくわからない

からだをうごかすと
右や左に
旋回できるが
下へ落ちていく気配はない

ふだん
スキーをしている時に
からだが軽くなり
無重力空間にいるような
気分になることが
よくある

そのためだろうか
こわいという
意識がない

地上に下りる時が
いつか
おとずれるはずだと
鷹揚な気分で考える