はたまん文庫

夢日記 2015年3月22日

レストランで食事をしていた

食事を終えレジに行くと
注文したものが書かれている伝票を
テーブルに忘れてきたことに気づいた

自分がいた席へもどると
誰かが伝票を持って行ったことを知る
私が伝票を忘れたことに気づいた人が
気を利かせてレジへ届けに
行ってくれたのだろう

しかし
ふたたびレジに行ったが
私の伝票は届いていない

レジ係りの人に
私がいた席を教えるため
壁に貼ってある店内の見取り図で
説明しようとしたが
それは昔のもので今と違うと
レジ係りに言われる

「なにをお食べになったのですか?」

食べたのは4品だったが
どの名まえもややこしくて
長かったという印象しかない
どうして「カツ丼」みたいに
簡潔な名まえにしないのだろう?
料理に慣れ親しみ
愛着を持ってもらうための
配慮が欠けているのではないのか?
憤りに近い感情がこみあげてくる

「どこの席だったのですか?」

レジ係りにきかれたが
店内は狭いわりに
入り組んでいたので
間違いがないよう
自分がいた席の近くへ行って
指し示そうと考えた

念のためレジ係りが
私の姿を見失わないよう
レジから見通しのいい通路を通って
席へ行こうとしたが
その通路は細く
むかしテレビショッピングで
しつこく宣伝されていた
ぺらぺらした板状の金属でできてる
健康器具が山積みされていた

健康器具の山を越えながら
近ごろの飲食店では
自分が食べたものより安いものを
食べた他人の伝票をくすねて
会計を済ます人がふえている
というニュースを思い出していた